米国でのビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)の純資産額が11月21日、初めて1000億ドルを突破しました。この急成長の背景には、トランプ氏の大統領選勝利による仮想通貨への期待感が影響しています。BTC ETF市場をリードするブラックロックの「iシェアーズ・ビットコイントラスト(IBIT)」は、年初から300億ドルの流入を記録。ETF全体では、1200億ドル規模の金ETFを上回る見通しです。
ブルームバーグのデータによれば、IBITは大統領選後に取引量が急増。トランプ氏の当選が仮想通貨市場に規制緩和の期待をもたらし、BTC価格は9万6000ドルを突破しました。さらにMVグローバルは、BTCが10万~15万ドルの範囲でピークに達する可能性があると予測。
地政学的な不安定さが続く中、金とビットコインが「安全資産」として投資家に選ばれている点も注目されています。特に機関投資家の関心が高まり、BTC ETFは過去最高の純資産額を達成しました。2024年初頭にはさらに価格が上昇し、仮想通貨市場の成長が加速すると見込まれています。
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