「MARA Holdings、第3四半期で減少もビットコイン保有拡大と継続により強化成長加速を目指す」

MARA Holdings（旧マラソン・デジタル）の2024年第3四半期収益は市場予測に届かず、収益報告後の時間外取引で株価が9.1%下落しました。売上高は1億3160万ドルで、前年同期比で34.5%増加したものの、予想値の1億4810万ドルには達しませんでした。1株当たり損失は0.34ドルでしたが、マイニング事業では成長が見られます。

第3四半期ではハッシュレートが17.1%増加し、毎秒約37エクサハッシュ（EH/s）に達しました。また、MARAはビットコインの保有量を45%増加させ、現在2万6747BTC（23億6000万ドル相当）を保持しています。同社は、今後もビットコインを売却せずに保有する方針を打ち出しており、マイニング事業への投資と共に市場低迷時のBTC追加購入を続ける計画です。

さらに、同社はオハイオ州で追加の372メガワット（MW）を確保し、そのうち152MWが稼働中です。残りの220MWについては、収益を上げるまで12～18カ月かかる見込みとされています。MARAは時価総額74億3000万ドルを誇る世界最大の公開ビットコインマイニング企業としての地位を維持しており、マイニング設備の拡大とビットコイン保有の継続によって成長を目指しています。